学校心理学、教育心理学
学校でのいじめ、教師の質の低下、インターネットによる裏サイト問題など、近年子供達を取り巻く学校生活での事件や問題は深刻化の一途をたどる傾向にあります。
子供達が今何を求めているのかがわからなかったり、どのように子供達に説明や納得をさせていくべきかと迷いが生じてしまいます。
学生時期とは心も体も一人前の人間としての基礎作りの時であり、同時に感受性が豊かであるため良い部分も間違った部分も受け止め、正しい判断を誤ってしまう恐れがあるため難しい時です。そのため学校生活に関する心理学にもより細かく、繊細なテクニックが要求されます。
では学校側としては具体的にどのような取り組みで、心理学を取り入れ活用しているのでしょうか?
学生の中には少なからず不安や羞恥心を抱いている場合があるでしょう。
ですので本当に悩んでいることや話したい事柄を第三者に打ち明けるのには大人の場合とは異なり、勇気がいることでしょう。そこで当たり前のように学校にカウンセラーがいて、いつでも気軽にカウンセラーに相談を持ちかけられる環境づくりをする工夫がなされています。先生とはまた違う、「相談するために存在する大人」が常に学校の中にいることで打ち明けやすく、相談しやすい環境になってきたと思われます。
勉強に関する悩みや問題だけではなく、人間関係(先生方との関係も含む)や学校生活のあらゆる問題の解決の窓口としてとても重要な役割をになっているのがわかります。
教育現場でのカウンセラー的役割であった教師も精神的な問題を抱え、教師としての責務を果たせなくなっている現状もあるのです。
教師もやはり悩みを抱える人間です。教師や学校ばかりに答えを求めてみても必ずしも解決できる問題ではないくらい複雑化しています。
教師と生徒の間の関係や学級、学校の在り方、教師心理など子供達たちはもちろん、大人である親たちでさえ迷いその答えや問題解決へのアドバイスが欲しいと願うところです。
学級崩壊、学校崩壊は教育自体の崩れであり、心理学的アプローチによる改善や修復がどうしても不可欠です。
教育、または学校生活によって人はどのように変化し、影響を受けるのか。また教師心理や学校運営などを視野に入れて研究するのがこの心理学の主旨です。近年ではあわせて発達心理学などの最新心理学を取り入れて応用していく方法も増えつつあります。
学校心理学、教育心理学ともに明日を担う子供達を守るためには最重要課題です。
早急な進化を遂げる事が望まれます。またこの学問に対して学校関係者のみならず、保護者の方々も柔軟な対応をしていく必要があるのかもかもしれません。